薬物学研究室のホームぺージへようこそ!
薬物学研究室では、新たな治療として期待の大きいがん免疫療法に用いられる免疫チェックポイント阻害剤や、mRNAワクチンの実用化にも大きく貢献している脂質ナノ粒子をはじめとしたドラッグデリバリーシステム(DDS)について、臨床の課題を見据えた基礎研究、実用化を目指した応用研究を進めています。
大学院生も募集しています。薬物学研究室の研究に興味がありましたら連絡ください!
お知らせ
2022.07.11
お知らせ
6月29-30日に行われた第38回日本DDS学会学術集会(オンライン)でM2岩崎光希君が優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!
2022.06.20
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2022.04.29
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ホームページをリニューアルしました
2022.04.15
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研究内容
免疫チェックポイント阻害剤関連のテーマ
免疫チェックポイント阻害剤はがん治療において大きな期待が寄せられているがん免疫療法です。しかし、効果を示す患者の割合(奏功率)は20%と決して多くの患者で効果を示すわけではありません。またメカニズムが分からない副作用も問題となっています。これらの臨床的な課題解決に向けた研究に取り組んでいます。
脂質ナノ粒子による核酸医薬の開発
温熱耐性のメカニズムの解明と新規がん温熱・免疫複合療法へ
がんは熱に弱いとされており、がん温熱療法の研究が進められていますが標準療法には至っておらず様々な課題が存在します。我々は温熱に耐性をもつがん細胞を発見し、これが温熱療法の効果が不十分な原因の一つと考えています。現在、耐性機構の解明と、免疫療法との組み合わせによる効果的な治療法の開発に向けた研究に取り組んでいます。